建物検査
2023-06-15
こんにちは!コグレです。
最近は、気温が30°近くになったと思ったら、急に雨が降って寒くなるなど、
気温の変動が激しい日々が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?
季節は梅雨入りして雨で足元も悪くなるので出勤通学等の移動には気を付けましょう。
現在、世田谷区梅丘の新築工事は、2階の躯体作業に入っています。
弊社のブログを読んでくださっている方は、大体の躯体工事の流れはわかっているのでは
ないでしょうか(笑)
躯体工事は主に型枠工事・鉄筋工事・コンクリート工事の作業の繰り返しになりますが、
この工事の間に必要不可欠なことがあります。
それは、建てている建物が建築基準法や都道府県・市町村の条例を守って建築しているか
検査する[建築確認検査]と一戸建てや共同住宅などの住居の建物で瑕疵があったときに
建物の補修工事の保証をしてくれる[住宅瑕疵担保責任保険の現場検査]があります。
[建築確認検査]は主に”中間検査”と”完了検査”があります。
“中間検査”は、
主に基礎梁・耐圧スラブや壁・柱・梁・床版の鉄筋は設計図通りに配筋されているか?
構造仕様書通りの配合のコンクリートを打設しているか?
等々を躯体の施工中に検査します。
こちらは中間検査時の様子です。
“完了検査”は、建物が確認申請通りの位置や高さで建っているか、法令に則って施工しているか等々を、
工事完了時に検査します。
中間検査を合格しなければ、その先の工事を進められず、完了検査を合格しなければ、
建物を使用することが出来ず、お施主様に引き渡すことができません。
次に[住宅瑕疵担保責任保険の現場検査]ですが、この検査は建物の施工中に行われています。
こちらの写真は基礎配筋時の保険検査の様子です。
この保険検査は、新築住宅の場合は加入が義務となっており、保険期間は原則10年となっています。
しかし、すべての補修をこの保険でカバーできるのではなく、地震や台風などによる損害補修には
適用されませんので、気を付けてくださいね。
当現場はすでに[建築確認検査]と[住宅瑕疵担保責任保険の現場検査]の中間検査を行いましたが、
是正指摘事項が一つもなく、合格しています!!
この検査内容と回数は、建物の規模や構造、工法によって変わることがあります。
もし建物を建てられる際は、少しご自身で調べてみるのも面白いかもしれないですね。
それでは、また次回をお楽しみに!