山留工事
2023-06-29
こんにちは(*’ω’*)
作業着を夏服に衣替えしたつぼっち今月2回目の登場です✌
台風が過ぎて一段と暑くなりましたね💦
さて今回は前回の最後に出てきました山留工事についてお話します。
前回お話した根伐り工事で土を掘っていくと、掘っていないところと段差が出てきますが
そのままにしていると土が崩れてきます。
なので、土が崩れないように堰き止めておく工事を山留工事と言います。
山留工事にはいろいろと種類があります。
まず、現在の私の担当現場で行ったのは『簡易山留工法』というやり方です。
根伐りで底まで掘ったら単管を600ピッチくらいで地面に刺していき、土と単管の間にベニヤを入れていきます。
これで土が崩れてきません。
単管とベニヤなのでそれほど強度はありません。
なので地盤がある程度しっかりしていて、なおかつ根伐り深さが浅い現場で使用される工法です。
他の山留工法としては「親杭横矢板工法」、「シートパイル工法」、「地中連続壁工法」などがあります。
もっとも一般的なものが「親杭横矢板工法」と呼ばれるもので
H型の鋼材を地中に埋め込み、掘削にともなってその間に横矢板をはめ込んでいく工法です。
「シートパイル工法」というのはコの字型の鉄製のいたを連続してかみ合わせながら
地中に埋め込んでいく工法です。
地盤の固さや掘削の深さなどによっていろいろとやり方はありますが、私が現場で行ってきたのは
「簡易山留工法」と「親杭横矢板工法」のみで、
これから他の工法も経験していき知識を深めていきたいと思います。
これからどんどん暑くなるので熱中症に気を付けて現場を進めていきたいと思います。