国分寺新築現場
2021-09-27
皆さん、こんにちは!
つぼっちです(≧▽≦)
私は現在、国分寺でRC造のアパートの新築工事の担当をしています。
すでに1階の床の高さまでのコンクリート打ちまで進んでいます!
今回のブログでは、これまでの現場の様子を少しずつ紹介していこうと思います。
まず工事に入る前に『地鎮祭』という儀式を行います。
これは工事中の安全や新しく建てる建物の繁栄を願う儀式です。
近年ではこの地鎮祭を行わないケースも出てきているようですが、
私としてはこういった風習は大切にしていきたいなと思います。
そして、工事に入っていきます。
今回はまず地盤改良を行いました。
この工事は土地の上に建物を建てる為に、地面に十分な強度を持たせ、
安定させるために行います。
地盤改良にも種類があり、表装改良工法、柱状改良工法、小口径鋼管杭工法
などがあります。
地盤の強度と建物の規模により工法は変わりますが、今回は柱状改良工法を
採用しています。
こちらは直径80㎝の円柱状に穴を掘っていきそこに固化剤を流し込んで土と混ぜ、
円柱状の硬い地盤を作る工法です。
この円柱状の直径や数は地盤の強度と建物の規模によって変わりますが、
今回は80㎝の円柱を48本打設しました。
次に根伐り・山留を行います。
建物の基礎や、地下がある場合はその地下の分まで土を掘っていきますが、
その掘る工事の事を根伐り工事といい、掘った周りが崩れないように板などで
押さえておく工事を山留工事といいます。
今回の根伐りは下がフラットではなく段差があり位置を出すのが少し難しかったです。
根伐りをした後地面に鎮物という物を敷地の真ん中に埋めます。
これも工事の安全と建物の繁栄を願って埋めるものです。
根伐り、山留を進めていきながら底に砕石を敷きその上に防湿フィルム
を敷きます。
この防湿フィルムは地面からの湿気を建物に上がってくるのを防ぐ役割
をしています。
次に、捨てコンクリート打設になります。
これは先程の防湿フィルムを抑える役目や建物の基礎がどこにくるか
位置を出すための墨出しをやりやすくするため、基礎を作る上で安定した地面に
作れるようにするため、その基礎に使われる鉄筋を直接土の水分で錆びさせないよう
にするためといったような幅広い意味があります。
直接建物の強度には関係してこないので捨てコンクリートと呼ばれているそうです。
この後、墨出しをして耐圧スラブ、基礎の鉄筋を配筋していきます。
そして耐圧スラブのコンクリート打設、1階床・基礎梁の型枠、1階床の配筋、
コンクリート打設という流れになりますが、今回は捨てコンクリートまでのご紹介にし、
次回この続きは紹介していきます!
実はこの物件、カラーコンクリートと言ってよく見るグレーのコンクリートではなく
色付けしたコンクリートを使った建物なのですΣ(・ω・ノ)ノ!
何色の建物なのか想像しながら次回のつぼっちのブログを楽しみにしていて
くださいね(*’ω’*)