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施工図

2023-04-27

こんにちは!

つぼっちです(≧▽≦)

桜も散って、段々と気温もあがり、過ごしやすい日々が続いていますが、

まだまだ朝晩は冷えるので体調を崩さないよう皆様気を付けてください。

 

さて、今回は施工図について書きます。

『施工図』とは、鉄筋屋さんや型枠大工さん、設備屋さんなどの職人さんが建物を造るときに

見て作業する図面のことです。

職人さん達が作業すること自体を『施工する』ということで施工図と呼ばれています。

では、施工図は図面なんだから設計士さんが描くものではないの??と思ってしまいますが

設計士さんが描く設計図は

『意匠図』全体の間取りや配置、仕上げなどの建物の意匠(デザイン)に関する図面

『構造図』基礎、柱、梁、床版、壁などの躯体の構造に関する図面

『設備図』『電気図』などです。

実際に現場で施工するには壁の厚さ、開口部の位置、床版の厚さや高さの指示など細かい寸法を

記入した図面が必要になり、設計図を基に施工図を作成します。

 

次に意匠図と施工図の違いについて説明します。

現在施工している鉄筋コンクリート造の建物の場合、

意匠図には躯体、仕上げ、建具や器具の記入がありますが

躯体施工図では柱、壁、床版、開口部の位置、寸法などの躯体の施工に関する情報のみを細かく記入します。

この躯体施工図を基に鉄筋の加工、型枠の加工、設備配管ルート、電気配管ルート、器具の取付位置を

検討して施工に入ります。

その後、内装の施工図を作成して間仕切りの位置や仕上げの位置、納まりの検討を行い施工を進めます。

施工図を作成すると意匠図の通りに収まらない部分や寸法が出てくる場合があります。

現場はワンパターンではありません。

その現場ごとにいろいろな相違点が出てくるのでその都度、設計士さんに確認を取り

承認を頂いて進めていきます。

 

今回、施工図について書こうと思ったのは

今、施工図を書いている真っ只中で先輩や上司に教わりながら悪戦苦闘しているところだからです。

さらっと書きましたが、良い建物を建ててお客さんに喜んでもらえるように

気合いを入れて頑張ります!

 

次回は実際の現場の状況を報告したいと思います。

ではでは(^^)/

つぼっちでした~

 

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