スラブ
2023-07-07
こんにちはコグレです!
関東ではまだ梅雨明けはしていませんが、30度越えの日が続いて、
もう真夏なんじゃないかと思ってしまいますね。
みなさん体調は大丈夫でしょうか。
世田谷区梅丘の新築工事は、暑い中でも業者のみなさんが頑張ってくださり
問題なく躯体作業が進んでいます。
現在、3階部分の躯体工事の真最中で、3階の天井部分(4階床)の型枠を建て込んでいます。
この型枠の下の室内はこのような感じになっています。
建て込んでいる天井部分(上階の床)ですが、建設業界ではこの鉄筋コンクリート造の部分を
『スラブ』と呼びます。
スラブは英語で平板を意味する『slab』からきているそうです。
この鉄筋コンクリートでできているスラブの特徴として、木製や鋼製でできている床と比べ、
遮音性が高いというメリットがあります。
主に生活で床に伝わる音は2種類あるとされ、『軽量床衝撃音』と『重量床衝撃音』です。
『軽量床衝撃音』とは、床に軽いものを落とした時や、スリッパでの足音などです。
もう一つの『重量床衝撃音』は、子供が飛び跳ねた音や家具を引きずるときに出る音のことをいいます。
『軽量床衝撃音』は、床にカーペットのような敷物で比較的簡単に対応できますが、
『重量床衝撃音』は、床に響く音なので簡単には対応できませんが、スラブの厚さを厚くすることで
抑えられることが出来ます。
この防音性は、梁や床面積などが変わってくることで一概に厚さだけで決まるものではありませんが、
上下の床の防音性が気になる方は、スラブの厚さを一つの判断基準にしても良いのではないでしょうか。
また、物件を見に行く際に「この鉄筋コンクリートのスラブ厚さはいくつですか?」と
物件紹介の方に聞くのも、通っぽくて面白いのではないでしょうか。(〃艸〃)
順調に進めば、次回は躯体の完成報告ができるかもしれませんね。
それでは、またお会いしましょう!