ウレタン塗膜防水
2023-12-19
こんにちは岡本です💪
今回はウレタン塗膜防水についてお話します。
ひとえにウレタン塗膜防水と申しましても沢山の工法があります。
その中でも代表的な密着工法と通気緩衝工法についてお話したいと思います。
密着工法とは読んで字の如し、ウレタン防水材を密着させる工法です。
この工法は庇やエントランスの屋根など防水を行う対象の下に生活空間がない場合に行います。
なぜなら、下部居室の部位に施工してしまうと、生活排気が上がり膨れてしまうからです。
こういった部位に行うのが通気緩衝工法です。
通気緩衝シートなどを用い防水層と縁を切り、脱気筒を設置することにより、
脱気筒から排気させることのできる工法です。
ウレタン塗膜防水のセールスポイントとしてシームレスで施工できる点が挙げられます。
ウレタン防水材を練って流し固めることによって防水層を形成するため、
繋ぎ目がなく漏水の危険性が下がります。
そして他の防水と比べ安価で施工できます。
2層のウレタンで2㎜以上の膜厚を確保し確実な防水層を形成します。
ただし気を付けなければならないのが撹拌不良や主剤と硬化剤の分量を間違えることによる硬化不良です。
これさえ気を付けておけば何の問題もない、修繕工事では最もメジャーな防水工事です。
次回は長尺塩ビシート防水についてお話しようと思います。