リフォームの際に使える「助成金」活用法
2016-08-26
高齢者に向けた助成金について
住宅をリフォームする際に、助成や補助が受けられる場合があります。
助成金が受けられるケースは、まず“介護保険を受けている高齢者”。
介護保険被保険者がいる場合の、手すりの取り付けや、段差の解消などのリフォームを行なう時に一部の改修費用が支給されます。金額の上限や利用回数などを自治体に確認の上、メリットを活用しましょう。“高齢者対策”のリフォームにも、トイレの改修などの際に助成金が支給されることがあります。これらの内容や金額については、自治体によって異なるため、お住まいの地域の自治体にお問い合わせください。
その他の助成金について
“耐震化”への助成も多くの地域の自治体で行なわれています。
1981年施行の「新耐震基準」をもとにした、耐震診断費用や耐震化のための住宅補強などが対象です。
その他、ピッキングやサムターン回しなどの“防犯対策”、太陽光発電のパネルを屋根に取り付ける費用を一部負担してくれるといった“省エネルギー対策”のほか、住宅金融公庫や指定された金融機関からリフォームローンを行なう際に、規定より低い金利で融資を受けられる場合もあります。
積極的に問い合わせてメリットを活用
このように「助成金」は、よく調べてみると意外なものが対象となっていることもあります。
できるだけ調べて、“もしかして受けられるかも”と思ったら、お住まいの地域の自治体などに問い合わせてみましょう。これまで、費用面を考えて手が出なかった“省エネ対策”などにも、「助成金」をきっかけに積極的に取り組めるようになるかもしれません。