エコでお得な「省エネ」をリフォームで実現
2016-08-03
「省エネ」を知れば、できることが見えてくる
「省エネ」といっても漠然としていて、リフォームの際にすべきかが分かりにくいかもしれません。「省エネ」とは、“生活する中で消費するエネルギーを大きく減らしながら、快適性をキープする”ことです。消費するエネルギーを一時的に大幅に減らせても、不快になっては、長続きするはずがありません。ここでは、リフォームに「省エネ」を取り入れる方法を考えてみました。
居住地の四季に応じた一工夫で「省エネ」
「省エネ」の効果が出やすい季節は、夏と冬です。夏は蒸し暑く、冬は日照があるものの寒い季節です。もし、夏の日差しが部屋に直接入るのを防ぐため屋根のひさしを延ばし、断熱材を壁に入れれば、部屋が暑くなりにくくなり、冷房を強めなくても済むかもしれません。夏のために延ばしたひさしが、冬になると日差しの邪魔をして部屋が暗くなると考えるのは誤りです。冬の太陽は昼でも30度くらいまでしか昇らないため、南側に建物がなければ十分日差しが入ります。冬注意したいのは日没後です。日中の日差しで得た熱を逃がさない工夫が必要になります。そのためには、窓に断熱性のある雨戸やロールスクリーンを設置すると効果的。暖房費を減らせるなど、「省エネ」の一翼を担ってくれるはずです。